#22 パラ陸上 山下選手のレースを観戦 

皆さんこんにちは。
今回は、2023年4月16日に開催された「2023愛知パラ陸上競技フェスティバル」観戦と、翌日実施した山下選手の歩行測定の様子をお伝えします。

今回の競技会は愛知県一宮市の一宮総合運動場陸上競技場。私の自宅からも近く、子供の頃には敷地内にあるプールにはよく遊びに行っていた場所です。

競技場ではレースの1時間ほど前から山下選手がアップをする姿を遠目に拝見しましたが、決勝レースに向け身体と気持ちを高めて行くその姿には、アスリートとしての山下選手の強い気持ちが感じられました。
当然声を掛けられるものでは無く、静かに見守らせてもらいました。

(ウォームアップの様子)

(スターティングブロックを調整する山下選手)

迎えた決勝レースは、風の強い難しいコンディションながら躍動感あふれる力強い走りを見せる山下選手に心躍りました。
レース後、お話を伺うと、非常にいい流れの走りが出来、次に繋がる感触が得られたレースだったとのこと。
今シーズンの序盤のレースとしては満足されている様子でした。
今後のレースも非常に楽しみです。


レースの翌日、当社のIMASENグローバル開発・研修センターにて、義足を製造する今仙技術研究所の一般生活用義足の開発に向けたデータ収集にご協力いただきました。

様々な種類の義足を装着していただき、その使用感の違いを伺いながら、当社が開発した歩行測定システムにより歩行の見える化と共にデータ化し、一般義足ユーザー様へより良い義足の提供につなげていきます。
山下選手からのフィードバックはアスリートならではの視点と共に、一般義足を使われている時の困り事など、非常に繊細で多くの情報をいただくことが出来ました。

(歩行測定の様子)

(様々な義足の装着感、使用感をヒアリング)

また犬山市長の原 欣伸様も是非山下選手にお会いしたい、とのことでお越しいただきました。
体育会系市長として今後の山下選手を応援いただけることを約束され、山下選手からも犬山市の子供達と触れ合って交流できる機会を設けていただけるお話もいただきました。

パラアスリートとしての山下選手の魅力と共に、一人の人間としてその人柄の素晴らしさに取りつかれたのは私だけではないと思います。

IMASENは今後も、世界を目指す山下選手を応援していきます。