#25 マツダ様タイ現地生産拠点「オートアライアンス(タイランド)」様よりQ-Awardを受賞しました

皆さんこんにちは。
今仙電機製作所 社長の櫻井です。

少し前の話になってしまいますが、今回は2023年9月27日にオートアライアンス(タイランド)様(以下AAT)より受賞した「Q-Award」についてご紹介します。

AAT様は1995年11月にマツダ様とフォード様との合弁で設立された会社で、タイにおけるマツダ車の生産拠点です。 今回、IMASENグループのイマセン マニュファクチュアリング (タイランド) カンパニー リミテッド(以下IMTC)からAAT様に納入している車載用電子ユニットが、品質/納入体制や体制監査の基準を満たした企業に送られる「Q-Award」を受賞しました。

左:AAT 代表取締役社長兼CEO 猿渡健一郎 様
右:株式会社今仙電機製作所 取締役常務執行役員 山野上耕一

Q-Awardは
・ISO14001とIATF16949のマネジメントシステムが有効かどうか
・品質やデリバリーで継続的にパフォーマンスを発揮しているか
・マツダ様の評価システムにおいて基準に達しているか
の3項目が合格点にあればエントリーが可能で、書類審査等を経て受賞対象に選出されるものです。

今回受賞した車載用電子ユニットは、現地の製造会社(EMS)に製造委託していますが、日本の自社工場と同等以上の品質・デリバリー体制を構築することが課題でした。そのためIMTCから委託先様へ出向き、ほぼ常駐体制で立ち上げから品質育成を行ってきました。

同時に、お客様が要求される品質レベルを、実際に製造を担当いただく現場のラインスタッフの方々にまで理解していただくことに努めてきました。
その成果として、会社間の垣根を取り払うことと、タイという国の文化や風習、国民性を理解して、お互いの信頼関係を構築するという良好な関係を築き、委託先様との共創を実現したことが今回の受賞に繋がったものと考えています。

AAT様/IMTC スタッフの皆様
中央左:IMTC 社長 伊藤利明
中央右:AAT品質担当GeneralManager Paniti 様

自動運転、電動化に向けて進んでゆく自動車業界において、今後もIMASENは「信頼と挑戦」をスローガンに取り組みを進めていきたいと思います。